写真でご覧いだたいている松ぼっくりですが片方は笠が開き、もう一方は閉じています。
なぜ開いたり、閉じたりした松ぼっくりがあるのでしょうか?
ちなみに左の松ぼっくりは乾燥させたもので、右の松ぼっくりは雨の降る中、採取して湿気を帯びているものです。
松ぼっくりは乾燥すると種を飛ばすために笠を開きます。しかし、湿気を帯びると笠を閉じていまいます。乾燥していた方が種は遠くに飛んでいきます。子孫を残すための手段なのでしょうね。
ところで、葉が赤茶けて枯れ始めたと思われる、たくさんの松ぼっくりを付けたアカマツを見つけました。しかし、周辺の元気なアカマツはほとんど付けていません。これも自分の生命が長くないと悟ったアカマツが、子孫を残そうとたくさんの松ぼっくりを付けたのではないでしょうか?これもまた子孫を残すための手段なのでしょうね。
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