2008年11月16日日曜日

カブトムシの住み家づくり

 今朝まで降っていた雨もやみ、無事「カブトムシの住み家づくり」が行われました。始めにこんちゅう館の金本先生よりカブトムシに関するレクチャーをしていただき、あらかじめ用意しておいた落ち葉や使用済みのシイタケのホダ木を参加していただいた親子に現場まで運んでいただきました。
 現場に到着するとまずは朽ちたホダ木をバラす作業です。これは幼虫のエサになるということでバラしていると・・・・。なんと、クワガワムシの幼虫が出てきました。皆さん、この幼虫を見つけ出そうと熱が入り、「カブトムシの住み家づくり」らしからぬ、「クワガタムシの幼虫探し」になってしまいました。幸い、各ご家庭に持って帰っていただけるくらい幼虫は見つけ出し、作業も効率よく進みました。
 次に、あらかじめボランティアの方々に組んでいただいた丸太の囲い(イノシシに幼虫を食べられないようにするためのものです)の中に、あまり朽ちていないホダ木を組み、皆さんにバラしていただいたホダ木の木ぎれを入れます。
 それから腐葉土を入れ、その中にカブトムシの幼虫を入れます。
 そして最後に落ち葉をたっぷりと覆い(寒さ除けになります)、完成です。
 ご参加いただきました親子の皆さん、お疲れまでした。活動を通してカブトムシの生態を学んでいただいたのではないでしょうか。
 来年の夏頃には、成虫となり元気に公園内を飛び回ってくれることを期待します。

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